今回は、10月25日(金)に行われた大野第8区集会所でのセミナー、そして10月30日(水)に行われた廿日市平良市民センターでのセミナー、2箇所のレポートになります。
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10月25日(金) 大野8区集会所
当日は好天にも恵まれ、会場いっぱいの人にお集まりいただき関係者は準備に大あらわ!
40名の参加があり男性参加者も多く、嬉しい誤算がたくさんありました。
いつもは女性の方が多いので、どうしても女性中心の失禁の話になってしまうのですが、前立腺肥大症の話になると身を乗り出すように「それそれ、それなんよ~」と相づちまで打って下さり、会場は大爆笑。
男女関係なく、さらにはご夫婦・パートナーの方と、歳を重ねることで誰にでも起こる失禁(ちょい漏れ)の話ができるようになるなんて素敵なことですね。
講演の後半では、いつも通りそれぞれのパッドの特徴を確認してもらったり、吸水実験を行なって目で見て確かめていただくのですが、男性は男性用失禁パッドの使い方や吸水量に興味津々のご様子でした。
パンツタイプも実際に履いていただき、履き比べをしながらさながらおむつのファッションショーに拍手喝采!(会場では写真を撮っておられる方もいらっしゃいましたが、私の手元に写真がないのが残念です)
とにかく、あっという間の1時間半でした。
いろいろな会場でお話をさせてもらっていますが、8区はもともと地の方が多いこともあり幼いときから知っている方や行事などに対する交流も盛んなようで、ノリノリの雰囲気の中楽しい一時を共有させていただきました。皆さん、笑い皺が増えましたね。
本当にたくさんの笑顔、笑いをありがとうございました。
10月30日(水) 平良市民センター
大野地区ではなく、廿日市地区での1回目となります。
今回は、失禁パッドのサンプルを提供して下さっているリブドゥコーポレーションの相談役宇田様と、広島県環境保健協会地域活動支援センターの主査である松尾様のお二人が特別参加して下さいました。(写真、左後ろ)
松尾様は地域支援ということで、「STOP!フレイル事業」活動に尽力しておられます。(フレイルとは、年齢を重ね心身の活力が低下した状態のことを言います)健康長寿ライフに向けて行動することができる人を増やし、元気で活気あふれる地域づくりを目指しておられます。
失禁問題があってもそれを理由に外出を控えることのないよう、活力ある日々を送っていただきたいと願う気持ちは同じです。このような輪が広がっていくと良いですね。
女性の方ばかりの32名でしたが、お聞きすると自主活動グループに参加しておられる方も多く「生命の貯蓄体操」といったネーミングからして「good!」のものもありました。
実験では、失禁用パッドに大さじ1杯の15cc、さらに15cc、さらに15ccと足して行く度に「大きさも形も変わらないのに、生理用のナプキンとこんなに違うとは?!」と驚きの声が聞かれ、「実際に流してみて納得しました。良かったです!」と言ってもらえました。
盛り上がる吸水実験ですが、体験して実感することの重要性をいつも痛感します。
最後に「夫と一緒に参加すれば良かった!」と残念がっておられる方がいらっしゃいました。一度は誘ったらしいのですが、「俺はいいよ」と断られたようで、やはりどの会場でも男性の方の参加が少ないのが現状です。
退職されると、どうも男性の方は引っ込み思案になりがちで、交流の場に出て来られるケースが少ないように思います。
フレイルにならないためにも、老後を奥さん任せにしないためにも、男性の皆さんのご参加をお待ちしています。
アンチエイジングではなく、スローエイジングでの人生を、一歩出て外の空気に触れる事でリフレッシュしていきましょう。
今回も、講演を終えた後の皆様の笑顔が私の次なる活力になります。ありがとうございました。
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