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当初、2月8日(土)に「健康づくり推進講演会」として予定されていた「軽失禁(ちょい漏れ)学習会」でしたが、大雪の為に家から出るのもためらわれるような危険な状況となり、急遽中止となりました。

しかし、学習会を楽しみにしておられた方々から、何とか開催して欲しいとの声があり、安芸太田町女性連合会会長宮本美智子様はじめ副町長の木村富美様、パイプ役の瀬川樹里様、多くの方のご尽力のお陰で4月19日(土)開催の運びとなりました。
4月19日(土) 安芸太田町役場本庁 東館2階大集会室
安芸太田町は広島県の北西部に位置し、自然豊かな山間部の町です。県内で一番人口が少なく約5,300人、高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者の割合)53%という県内でもトップの町です。
それでも、遠方からも誘い合って約60名の方が参加して下さいました。
お話をしていても人情味あふれる本当に優しい方々ばかりで、温かい心に私の方が癒やされるそんな交流(学習会)でした。
安芸太田町の皆さまの熱意に感謝すると共に、本当にありがとうございました。
老化によって泌尿器系にも影響がでてきます

学習会の様子 (1回の排尿量はどれくらい?)
私の話は単に商品選びや使い方だけでなく、男性・女性の身体の違い(男性と女性では漏れの原因が異なる)と高齢になるとどうして漏れるのかそこから説明をします。自分の状況の把握(軽失禁)と商品選びを間違わないように、話を聞いて納得することが大切だと思っています。知らないよりは知っていた方がいいですし、商品を手に取るだけでなく実験して体感してもらう方が記憶に残ります。

グループに分かれ、いろいろなメーカーの軽失禁パッドに吸水比較実験
今回も生理用ナプキンと軽失禁専用のパッドの違いをまず実感!
大型パッドの吸水実験ではその吸収量に驚きの声があがる場面もありました。軽失禁用のパッドから大型パッドまで、実際に見て触れることで時間を忘れ多いに盛りあがりました。
★今回、「布製の尿漏れパンツ」について、質問がありました。
「家では、尿漏れパンツを履いているのだけれど、外出するときは心配で、パンツの上にパッドを 付けても大丈夫でしょうか?」
確かに下着と同じ感覚で使用できる尿漏れパンツは違和感も少なく、繰り返し洗える利点があります。ただ、失禁量が増えてくると漏れてしまったり、何度も洗って使用していると素材が劣化していきます。 それと同じように、パッドの裏面の粘着部分が布を痛める要因となるため、外出時にいつも貼り付けるのはお勧めしません。長時間の外出用として、尿量にあった軽失禁のパッドを単体で使用することを考えてみられても良いのではないでしょうか?とお伝えしました。

注意:失禁パッドから漏れた尿を布パッドが吸収してくれる?
⇒ いえいえ、足し算にはなりません。
最後のご挨拶

大勢の方が参加して下さったことへの感謝と、日常生活に直結する困り事などを分かりやすく学べる学習会であったと締めくくられました。
2024年度に予定されていたすべての「軽失禁(ちょい漏れ)」講座が終了しました。参加して下さった皆さまは私と同世代の方であったり、人生の先輩にあたる方が多く、同じような悩み事や困難事例をたくさん教えて下さいました。今まで人前で話すことはどちらかと言えばタブーとされてきた内容もあったとは思いますが、共有できたこと大変うれしく思います。どうかこれからも、家に閉じこもるのではなく、どんどん出て行ってわくわくする人生を送りましょう!皆さまとの心温まる触れあいができましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
【予告】
2025年度は、「(仮)健康寿命を延ばそう!目指せ いきいき長寿」~トレーニングチューブを使って楽しく体操~ということで、フレイルのことをもっと知っていただき、後半で体操をしながら認知症予防や骨盤底筋体操(軽失禁予防)をやっていきます。
決まり次第ホームページに載せますので、こちらもよろしくお願いいたします。
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